IT導入補助金2020

お仕事関係
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2017年から行われているIT導入補助金制度について簡単にまとめてみました。

個人事業主も使える制度で、ITツールを導入するにあたっての経費を1/2支給してくれる制度です。2020年はコロナ特別枠もあって最大3/4の支援が受けれます。

申請する際に時間がかかる準備として「実印をつくる」「gBizIDに登録に1週間程かかる」「納税証明書(その1又はその2)を税務署に紙で発行してもらう」があるので、そこは先に準備しておくといいかもしれません。

gBizIDに登録

パソコンで作成した申請書を印刷して実印を押し、印鑑証明を添えて郵送します。約1週間後、登録申請受付のメールが届くのでgBizへログインすることで手続き完了します。

支援を受けたいITツールを決める

これはやっかいです。HPに『ITツール検索』というページがあるのですが、キーワード検索もなくざっくりとした検索しかできません。以下が検索画面です。

これかな?っていうのに☑を入れて検索すると企業名がズラッと並びますが、大量の企業ページを一つ一つチェックしていかなければいけません。

Googleで『欲しいITツール名 IT導入補助金』で検索すると、登録されていれば企業のページが検索に引っ掛かるので、そちらで候補を探すことをお勧めします。

IT導入事業者に連絡

ITツールと事業者が決まれば今度は『申請マイページ』を開設することになります。これは事業者側に連絡して開設してもらわないといけません。企業に問い合わせるとURL付きのメールが送られてくるので、それをクリックしたらOKです。

申請マイページで基本情報入力

ここは入力することがたくさんあるので時間はかかりますが、考えなければいけない項目少しだけです。

まずは基本情報。従業員がいるかや今までの実績を記入します。

その後事業についての設問が続きますが、ほとんどが☑項目での設問になります。アピールできるポイントは少しだけなので、そこを押さえていきましょう。

最重要項目
事業内容について、最大255文字でアピールする欄があります。ここでは事業内容、事業の強み・弱み、ITツールを導入することでどう弱みの改善が期待できるか等記載します。記載項目で必須なのはここだけなので一番重要な箇所です。

重要項目
チェック項目の中には『その他・フリー記載』の欄が設けられている部分があります。申請上アピールできる箇所が少ないので出来るだけ入力していきましょう。『事業の強み』『事業の弱み』の欄もフリー記載で255文字書くことができます。

できれば記入
残りのフリー記載できる設問として『今回の補助金の利用によってどんな効果を期待するか』『事業をどのように変えていくか』『IT導入することで社内で実現・強化したいデータ連携について』『IT導入することで実現しようとしている取引先や地域など社外データ連携について』があります。どの項目も255文字まで入力可です。

記入出来たら事業者側に入力権が移ります。

SECURITY ACTIONの宣言

IPAのサイトにて情報セキュリティ対策に取り組むよ、という宣言をします。一つ星の宣言(自己宣言)で大丈夫です。これは登録するだけですぐ終わります。

計画数値

今後5年間の”IT導入をすることでこれだけ利益が上げられる”という計画書を作ることになります。難しい計画書ではないですし、達成できなかったからといって罰則があるわけでもないのであまり構えず作成して大丈夫です。分からないことは事業者の方が教えてくれるので安心です。

最後に

簡単な流れだけを書きましたが、少し時間を要する箇所もあるので申請には余裕をもって挑みましょう。申請にかかる費用としては『実印を作る』『郵送代』『印鑑証明の発行』『納税証明書の発行』くらいです。支援を受けれればかなり大きいので、ダメ元で申請してみると良いと思います。

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